河合 尚市

指揮/プロデュース

東京芸術大学卒業後、これまでに、劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』(日本初演を含む161公演)、同『ウエストサイド物語』(70公演)、東京混声合唱団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、オーケストラアンサンブル金沢、千葉交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティーフィルハーモニック管弦楽団、東京ニューシティー管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、日本センチュリー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、九州交響楽団、中国広藩電影楽団、中国EOS交響文献楽団、上海放送交響楽団、東京吹奏楽団、新ヴィヴァルディ合奏団、日本音楽集団の各公演を指揮。また、日本屈指のバレエ指揮者として日本バレエ協会、松山バレエ団、谷桃子バレエ団等、日本を代表するバレエカンパニーの公演を指揮。(公財)松山バレエ団指揮者、(公財)国際親善協会ジャパンウィーク合唱フェスティバル音楽監督、尚美学園大学および同大学院にて教授を務める。

滝田 美智子

11才より、箏曲を二代目野坂操壽氏(野坂恵子氏)に師事。東京音楽大学音楽教育科卒業・邦楽演奏コース修了。
2003〜16年、オーケストラアジアにソリストとして参加(韓国・中国・日本にて活動)。2010年、秋岸寛久作曲 《“みだれ”による幻想的協奏曲》を日本・中国にて初演。2015年、関西フィルハーモニー管弦楽団演奏会にて、冨田勲作曲《源氏物語 幻想交響絵巻》ソリストで参加。2016年、新実徳英作曲《二十五絃箏協奏曲「魂のかたち」》ソリストとして初演。2018年「邦楽Ensemble21」を立ち上げ旗揚げ公演を開催。《魂のかたち》全曲版を初演。2019年、ラ・フォル・ジュルネTOKYOに出演し、伊福部昭作曲《二十絃箏とオーケストラのための交響的エグログ》を演奏(指揮:井上道義氏/管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団)。二十五絃箏によるリサイタルを5回開催。
現在演奏活動の他、東京音楽大学(兼務 民族音楽研究所)客員教授、桐朋学園芸術短期大学特任教授、国立音楽大学非常勤講師を務める。生田流箏曲松の実会師範。

田原 順子

琵琶

小さなホールで客と語り合いながらのコンサートを好んで続ける琵琶奏者。「平家物語」を代表とする伝統的な語り物は勿論、多くの創作語り物や現代音楽を演奏し、現代人の感覚にあった琵琶音楽を模索し続けている。
故・山田美喜子、故・山崎旭萃(人間国宝)両師のもとで筑前琵琶を習得。日本音楽集団団員として国内だけでなく世界各国での演奏活動に参加。1982年、琵琶楽コンクール第一位。文部大臣奨励賞、日本放送協会会長賞、等受賞。
日本音楽集団団員として、1979年「音楽之友社賞・レミーマタン音楽賞」、1988年「松尾芸能賞」、1990年「モービル音楽賞」を受賞。
趣味の仏像巡りで「国宝への旅』(NHK)、自身の生き方を語る「生きる」(TBS)、邦楽楽器紹介番組「いろはに邦楽」(NHK)、などにテレビ出演。
2005年『宮尾本・平家物語』全8章CDリリース(キングレコード)。1985、1993年、1995年リサイタル開催。2004年、2006年、2013年にフランス公演。2007年「ミュージック・フロム・ジャパン」の招聘でアメリカ公演。

藤崎 重康

龍笛

新潟県三条市出身。中学時代に地元の神楽の笛を習い、大学のサークルにて尺八の稽古に励む。1974年日本音楽集団入団以来、横笛・尺八奏者としてステージ演奏の他テレビ・ラジオ出演、レコーディング、オペラ・芝居の伴奏等、団内外で幅広く活動を行い、海外公演も38回を数える。尺八を故堀井小二朗氏・宮田耕八朗氏、笛を望月太八氏に師事。アルミ合金製横笛「ドレミーナ」の開発、製作を監修。現在、日本音楽集団、オーケストラ・アジアに所属、三条八幡宮宮司。

高橋 ドレミ

ピアノ

4歳よりピアノ、5歳よりヴァイオリンを始め、幼少よりソロとアンサンブルを学ぶ。大学在学時代より多くのプレーヤーから信頼を寄せられ、2012年には作曲家・冨田勲氏による「イーハトーヴ交響曲」の世界初演に携わる。その後の再演演奏会ではゲストピアニストとして、テレビ朝日系列「題名のない音楽会」等に出演。同氏の最後の作品となった「Dr.コッペリウス」にもピアニストとして携わった。
日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団の鍵盤楽器奏者としても活動しており、2016年より毎夏、久石譲&新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラの一員として、日本全国・アジア諸国でのツアーに参加。また、トランペッターのアンドレ・アンリやオッタビアーノ・クリストーフォリなど、国内外の奏者との共演も数多い。
一方、ソロ活動でもバッハやスカルラッティなど独自のレパートリーを築き、2018年に自身初となるソロアルバムがリリースされた。 これまでに山野井千津、横林歩、秦はるひ各氏に、東京音楽大学にて関根有子氏と石井克典氏に師事。2012年東京音楽大学ピアノ演奏家コース首席卒業。

尚友会管弦楽団

管弦楽

尚美学園大学管弦打楽器コースに在籍する優秀な学生、卒業生、及び尚美学園大学オーケストラ演奏員によって構成された特別編成のオーケストラ。2016年12月に松山バレエ団《くるみ割り人形》ウェスタ川越公演にて管弦楽演奏を担当し、高い評価を得たことは特筆に値する。

Flute
柳橋萌恵/堀内千聖/沼畑香織/江森彩美

Oboe
神島竜司/鹿又寒太郎/安里昌悟

Clarinet
飯島春風/田辺あみ/奥山友貴/岩野隆志

Fagotto
湯本真知子/高島彩/並木碧

Horn
金子陸/宮崎里咲/青木そら/元木智子/髙野千穂/竹折綾菜

Trumpet
山川永太郎/櫻井美咲/近藤崚/大森優奈/花岡哲山

Trombone
見留圭樹/澤渡郁哉/松尾優衣

Euphonium
牛渡克之

Tuba
後閑慎也

Timpani
橘敬登

Percussion
塚田幸奈/山下暁葉/具志堅有紀/竹田蘭々

Harp
高野麗音

Synthesizer
横井玲子

1st Violin
小杉結/海保あけみ/岡田文子/久保琴美/小宮園花/徳井えま/大谷桜子/海老名芙蓉/加藤洋子/袴田朋美/渡来さやか/京極朔子/岩田佳子/李玲花

2nd Violin
河合真理/白石夏子/成田幸/水村亜希/村田早苗/長又允希/諸岡真保/伊藤真貴/濱川夏楠/川崎しのぶ/小室義喜/中野目雅子

Viola
松井啓子/深沢美奈/加藤由貴夫/伊藤美香/太田史子/小野美子/神山和歌子/倉嶋能子/小堀まやか/腰尾亜矢子

Violoncello
斎藤章一/牧野ルル子/谷屋勇樹/広瀬直人/和田夢人/伊藤恵以子/畑江寿利/吉田恵

Contrabass
宮部宏美/大内涼音/平岡生郎/本多学/照井岳也/久恒直己

混声合唱団イーハトーヴシンガーズ

合唱

「イーハトーヴシンガーズ」とは、岩手県盛岡市、宮古市、東京都を拠点に活動する混声合唱団です。
常任指揮者は、岩手県出身のオペラ歌手・太田代将孝氏。 合唱経験の有無を問わず、発声法や歌い方の基礎から指導し、一人ひとりの、歌のレベルアップを目指した練習を行っています。
中学生時代のクラス合唱を思い出すような「懐かしの合唱曲」をレパートリーの中心に、「イーハトーヴ」の歌声をお届けします。
*「イーハトーヴ」とは、岩手県出身の詩人・童話作家である宮沢賢治が、「いわて」をモチーフに、世界共通語「エスペラント語」風に名付けた、心象風景としての「理想郷」を表現した言葉です。

太田代 将孝

イーハトーヴシンガーズ 常任指揮者

歌手/指揮者/ボイストレーナー。 岩手県立不来方高等学校音楽コース、国立音楽大学声楽学科卒業。
クラシックの分野では、文化庁主催公演「カルメン」エスカミーリョ役をはじめ、「ラ・ボエーム」マルチェッロ、「トスカ」スカルピア、「フィガロの結婚」フィガロ、「魔笛」パパゲーノ、「こうもり」ファルケ、ベートーベン「第九」、ヘンデル「メサイア」、フォーレ「レクイエム」他数多くのオペラやコンサートにおいてソリストを務める。国内の主要なホールはもとより、ヴィクトリアホール(ジュネーブ)、サンパウロ州立劇場(サンパウロ)等海外での公演に参加。
自身の発声理論とジャンルを問わない経験を基に指揮者指導者としても活躍。教育芸術社専属合唱団「コールKYO-GEI」常任指揮者として数多くの新作レコーディングに参加。冨田勲「イーハトーヴ交響曲」花巻公演、サントリー「一万人の第九」盛岡会場の合唱指揮を担当。テレビ朝日「題名のない音楽会」岩手公演、2015年「相約北京芸術祭」においては冨田氏からの指名により「イーハトーヴ交響曲」合唱指揮を担当。
クラシック以外の分野ではアカペラコーラスグループ「V.A.Freedom」、あんべ光俊音楽旅団のメンバーとして活動。2005年からはシンガーソングライターとして活動開始。オリジナル作品が映画音楽やCMソングに使用されている。

川越少年少女合唱団

児童合唱

昭和34年創立、半世紀以上も続く歴史と伝統のある合唱団です。小学校1年生から高校3年生までの団員が、楽しく活動しています。団主催の演奏会はじめ、各合唱祭、川越市や各方面からの依頼によるイベント出演など、様々な演奏会に出演しています。

牧野 美紀子

川越少年少女合唱団 音楽監督

東京芸術大学声楽科卒業。同大学院修了。仏政府給費留学生として渡仏留学。1976年パリ、コンセルヴァトワール声楽科プルミエ・プリ取得卒業。パリUFAM・国際声楽コンクール第1位。東京芸術大学定期演奏会「メサイア」「カルミナ・ブラーナ」ソプラノ・ソロ。読売新聞社主催新人演奏会出演。渡邊高之助、小沢秀子、ジャニーヌ・ミショウの諸氏に師事。二期会会員。川越市合唱連盟理事長。

古山 俊一

サラウンド音響システム

尚美学園大学教授。 幼少期、東映動画「シンドバッドの冒険」を見て冨田サウンドに目覚め、後年「月の光」を聴き冨田サウンドの虜となった。シンセサイザーメーカーに就職し冨田先生とお会いする機会を得ることができ、作曲、音作りのノウハウを教えていただいた。立体音響の素晴らしさ、表現の深さも知ることができた。尚美学園大学で音楽メディアコースを立ち上げ当時主任教授であった冨田先生を補佐させていただいたことも私にとって大切な思い出である。

漢那 拓也

サウンドクリエイター

サウンドクリエイター/尚美学園大学専任講師。大学・大学院時代に冨田勲氏に師事。「イーハトーヴ交響曲」にて初音ミクの歌唱制作を担当。冨田勲氏の遺作となった「ドクター・コッペリウス」でも初音ミクの歌唱制作、作詞、サラウンドFXの制作を担当した。

津田 賢吾

楽譜制作/ライブラリアン

作曲を冨田勲に師事。オーケストレーションやサラウンド制作などで多くの師の作品に携わるほか、テレビ番組、映画、CM、歌楽曲など商業音楽のクリエイターとして精力的に活動を続けている。