Tenor

中川 誠宏[Masahiro Nakagawa]
テノール

宮崎県宮崎市出身。
宮崎学園高等学校音楽科卒業、宮崎学園短期大学音楽科卒業、大分県立芸術文化短期大学専攻科修了、昭和音楽大学専攻科修了、東京二期会オペラ研修所第59期マスタークラス修了。
声楽を酒井由紀子、永田教子、東由子、行天祥晃、松浦健各氏に師事。
第35回宮崎県高等学校独唱・独奏コンクールにて金賞(第2位)を受賞し、第31回全九州高等学校音楽コンクールに宮崎県代表として推薦され出場し、更に金賞を受賞。第18回日本クラシック音楽コンクール大学の部全国大会第4位(1~3位無)。第64回毎日新聞社主催 全日本学生音楽コンクール北九州大会第3位。第66、67回同コンクール東京大会入選。第46回イタリア声楽コンコルソ シエナ大賞部門入選。
高校、各大学在学時より全ての成績優秀者コンサートに出演。また昭和音楽大学在学時には学内推薦によるオーディションに合格し、M.デヴィーア、D.マッツォーラ各氏のマスタークラスを受講する。
新国立劇場合唱団入団オーディションに合格し2016・17シーズンより所属。
指揮者V.クレメンテ氏のマスタークラスを受講した際に、2014年5月イタリア ビトント市立トラエッタ劇場公演のG.プッチーニ作曲『ラ・ボエーム』ロドルフォに抜擢され、本格的オペラデビューを果たす。
2018年3月に新国立劇場公演の細川俊夫作曲『松風』(日本初演)ヴォーカルアンサンブルで出演。この公演はNHK『クラシック音楽館』で全国放送された。
2019年8月にオーチャードホールで公演されたP.ヤルヴィ&N響 ベートーヴェン生誕250周年記念オペラ『フィデリオ』第一の囚人で出演しNHK交響楽団と共演。
同年11月には新国立劇場公演 G.ヴェルディ作曲『椿姫』ジュゼッペで出演し、本公演にソリストとしてデビュー。
その他、G.ヴェルディ作曲『椿姫』アルフレード、『オテロ』ロデリーゴ、G.ドニゼッティ作曲『愛の妙薬』ネモリーノ、『ランメルモールのルチア』ノルマンノ、アルトゥーロ、W.A.モーツァルト作曲『バスティアンとバスティエンヌ』バスティアン、『魔笛』武士、G.ビゼー作曲『カルメン』レメンダード、C.グノー作曲『ロメオとジュリエット』ロメオ(演奏会形式)等を務めている。
コンサートでは、L.v.ベートーヴェン作曲『交響曲第九番』、T.トラエッタ作曲『スターバト・マーテル』『ミサ曲ハ長調』(日本初演)各テノールソリストを務める。
川崎とどろきアリーナで開催された川崎市主催の成人式では2018年、2019年の2年間、国歌及び市歌独唱を務め好評を博す。
2019年10月オペラシティコンサートホールで公演された株式会社グリーンハウス主催のコンサートにソリストとして出演し、アンドレア・バッティストーニ指揮にて東京フィルハーモニー交響楽団と共演。
その他、新国立劇場合唱団員として『NHKニューイヤーオペラコンサート』『題名のない音楽会』等に出演。
クラシックに限らず、横浜アリーナで公演された『Linked Horizonライブツアー“進撃の軌跡”総員集結凱旋公演』でのバックコーラス出演をはじめ、東京国際フォーラム『キングダムハーツ・オーケストラ』『ゼルダの伝説・オーケストラ』『ティム・バートン&ダニー・エルフマン ハロウィンコンサート』でのコーラス出演、春畑セロリ作曲の初演ミュージカル『西遊記』孫悟空で出演する他、ゲーム音楽、TVアニメ、TVCMのレコーディングに携わる等、多方面で活躍している。
銀座 音楽ビヤプラザライオン演奏メンバー。
株式会社アインザッツ提携アーティスト。
新国立劇場合唱団団員。